どんな時も態度を変えずにいることが出来るか
あなたはどんな時でも態度を変えずにいることが出来ますか。
人は有事の時に本当の姿が見えます。
何もない時は良い人です。
誰もが。
けれど、出来事が起きた時、人のせいにする、言い訳する、怒る、逃げる、大声を出す、イライラする、責める、自分は関わっていないと知らん顔をする、謝らない…。
自分が関わりたくないのです。
自分のせいにしたくないのです。
謝ったら負けだとか、謝ったら認めることになるという考えの人もいます。
自分より相手が悪い、そう言いたいのです。
相手のミスは自分には関係ない、そうしたいのです。
モラハラ、パワハラ、毒親、虐待、いじめ、無視、事なかれ主義、全て自分が優位でありたい・自分は悪くないの心理です。
多くの人の場合、自身が常に自分のせいにされてきた経験があります。
子供のいじめは、いじめられる子に問題があるのではなく、いじめる側の問題が実は大きいのです。
いじめる子は、家庭内で既にいじめられています。
比較、過干渉による行動制限、虐待。
こう書くと『自分は虐待なんてしていない、過干渉でもない』と思いがちですが、子供に自分のイライラをぶつける、家族の悪口を言って聞かせる、あの子はできてなぜあなたはできないのかと兄弟や友達と比較する、年齢に合わない勉強を過剰にさせるなど、自分の思い通りにしたい心理が勝り強要します。
また、このようなこともあります。
人が自分を受け入れてくれない時、人は傷つくのが嫌なので先に自ら相手を否定します。
本当は受け入れてほしい、関わりたいのに逆の行為です。
そのような態度は、選択ミスです。
なぜなら、なりたい自分とは真逆。
自分がやりたいことを選択出来ずに感情に流され、本質とは逆のことをします。
勉強を頑張りたいのに勉強をやりだすと『難しい』・『今更やっても遅かった』・『自分には無理だ』と足を引っ張る壁が目の前に出てきます。
これは少しやりだすと出てくるものです。
人は結果をすぐに求めるので、今までやってこなかったことを忘れて『時間がかかる』ということに向き合うことができません。
悩みや人が抱える問題もそうです。
長年積み重ねてきた問題を自分でどうにか出来ずにいたのに、人に変わることを求めます。
自分が変わることをせず、人を変えようとします。
しかし、人を変えるのは難しいのです。
考えてみてください。自らを変えることが出来ないのに人を変えることができるのでしょうか。
『人を変えることが出来る』『変わることが出来る』そう言えるのは、自分を変えることが出来た時です。
しかも自分が人を変えるんじゃない。
『変わることが出来るから一緒に頑張ろう』ということです。
これには責任が伴います。
また人のせいにしないことや逃げないでやり続けることに繋がります。
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自分を整えることが出来るかどうかです。
自分の在り方です。
人にもわかりますが、自分が一番知っています。
人の中で生き、人と関わり、自分も人にお世話になりながら生きているということ、感謝の気持ちが大切です。
人に心を寄せることのできる人でありたい、そう思います。
※人に関わっていくとき、お相手の『今』にそれが必要なのかを見極めて行動します。
諦めない…。しかし、場面によっては一旦手を引くことも必要な時があります。
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