思い違いをしないこと。
思い違いはなぜ起きるのでしょうか。
思い違いをしないためには、ありのままに見るということが大切です。
思い違いは自分の思考や思い癖、過去に経験したことの『引き出し』から、『たぶんそうなはず』『きっと間違いない、こうだ』と、自分がいつも持っている考え方が外側に出たものです。
自分の内側のこと、なのです。
あなた自身、です。
内側がポジティブで豊かで満たされ、ありのままに見ることが出来ていれば、思い違いは起こらないのです。
足らない部分が肥大化し、表面に出てきます。
なぜなら、内側が満たされていないと、出来事が起きる度に同じことの繰り返しで、結局それは改善すべきこととして何度も表に出てくるのです。
出来事の内容が違っても、内側のそれは形を変えて表面化します。
もし、その出来事で心配になったり、気になるのであれば、お相手がある場合、聞けば良いことです。
勝手に思い込んで、勝手に悩んだりしないで尋ねてみる。
聞けないよ…というのであれば、それもあなたの内側のお話。
ポジティブ思考の場合、『もしかすると私、何か間違っているのかもしれない。そうであれば教えてほしい』とこんな風に思います。
ポジティブな思考の場合は、『こんなふうに、思われるかな?』ということも、そこを含めて聞くことができます。
反対に、ネガティブなものは被害妄想化します。
この時点で、自分の性格や品格が表面化するのです。
在り方です。
たとえば、気になるのに気にしていると思われたくないから気にしていないふりをする、と言う場合。
ありのままに見ると、まず、自分が気になっている現実を感じてそれを受け止める。
『自分は気になってるんだ』と。
そして、なぜ気になっているのかを探る。
すると理由がわかります。
なのに、気にしていることを誤魔化してしまうと何が起きるかというと、自分の思いとは逆の結果を生み出します。
気にしていない・気にされていないと感じたそれ(人、もの、出来事)は、それをありのままに見るので『あぁ、そうなんだ…。気にされていないんだ』となり、出来事、人同士が背中を向ける現実となります。
簡単な話、好きなら好きで良いんです。
気になるなら気になるで良いんです。
この時点で違うことを思うと、全てゆがみます。
美味しいと思ったのに、そんなに美味しいわけではないと言った時点で、作り手はどう感じるでしょう。
次に同じものは出せないのです。別のものを作ります。
本当は、あなたはそれが食べたかったのに。
違うことを言ったりしたりすると、あなたの望む結果にはならないのです。
嬉しいのに、嬉しそうに見えない表現をした時、お相手はどう感じるでしょう。
人は傷つく前にその場をさけます。
望むことは本当は違うのに。
美味しいと、表現できないのは何故か。
自分の言うことなんて誰も聞いてくれない…、人を褒めることは良くない…、そう思っているのでしょうか。
自分の気持ちに正直であることが大切です。
そして、誰にとっても1番よい方法を見つけることが大切です✨
誰もが嫌な気持ちにならない方法はあります✨
どうするか✨
どう在るか✨
です。
例えば進学したいのにおうちの経済状況で進学を諦める、と言うことが時代でしょうか以前はありました。
進学したい、それをしっかり自分で感じます。
そして、考えた結果今は諦める選択をしたとしても勉強したい気持ちがあるのならいくらでも大人になって大学に行くことができます。自分で働いて今なら経済的にも時間的にも出来そうだと感じたら何歳になってからでも学ぶことが出来るのです。
ですが、別に行きたくないから…、勉強嫌いだし…、と本当に勉強嫌いならいいのですが、本当は行きたかったのに違う理由をつけてしまうと本当の気持ちに蓋をしてしまい、そのうち自分の感情が『嫌』を『嫌ではない』、なんなら『よかった』と変換させてしまいます。
そうすることで、他のことまで感じることが出来なくなってくるのです。
本当の気持ちに気づくことが出来なくなります。
そして自分に嘘をつき続けることで、やりたいことまでがわからなくなり、それがなりたい自分とは真逆の結果となります。
思いや感情が曖昧になると、我慢することを正当化する思考がしみついて、本当にしたいことを言えなかったり、自由に選択することができなくなり、また自由に選択して良いことに気づかない人生を過ごしてしまうことになります。
ありのままに見ること。
自分の内側。
感じて良いんです。
自分が感じたその通りに自分を受けいれるのです。
まずは自分が自分の思いを大切にしてあげるのです。
0コメント