あなたは誰から生まれたのですか。
【 子供と母親との関係 について 】
人は誰から生まれるのかというと、どの人も『母親』から生まれます。
誰もがです。
性別関係なく、地域や国、肌の色、地位や名誉が有る無し関係なく、です。
そして、年齢も関係なく、どなたにも産んだ(産んでくれたとも言いますが)母親が居ます。
母親から生まれます。
一番初めの人間関係は、母と子です。
産んだ瞬間、生まれた瞬間、もっと言うとお腹に居る時からです。
当たり前のようにわかっているつもりの、母と子の関係。
子育ては母親だけでなく、父親、また周りの人達みんなでしていくものだと思います。
生まれてからの環境により、血縁関係がなくても、また母親という存在がなくても、児童養護施設やファミリーホーム、里親さんなど、子供の成長を見守り育てる場所があります。
いろんな立ち位置で物事は考える必要性があります。
望まない出産もあります。
望まないというより、本当は誰もが心穏やかに出産出来る環境があれば望まないということはないように感じます。
ですが、それぞれの人に様々な背景があり、絶対ということはありません。
また、子供を産み育てることが女性にとって絶対でもなく、夫婦だけの人生、そして結婚しない人生だってあります。
欲しくても出来ない人にすれば、望まない妊娠についての事情や背景も、それを知らない場合は想像もつかないことかもしれません。
人には目には見えない事情や思いがあり、それぞれの立ち位置で全く状況が変わります。
今回記す内容は、人が一番最初に関わる人についてです。
どの人も人から生まれます。
何度も言いますがそれは母親です。
その後も母親として関わるかどうかは、さまざまな環境により異なりますが、多くの場合は母親が育てるという関係です。
男性も育児をする時代です。
ここについての考えも様々で、高齢の方の中にはまだまだ女性が家庭を、男性は仕事をという昔からの思考があるようです。
今は共働きしないと経済的にも厳しい…と考える若者が多いですが、それは考えだけでなく今の若者にとっては当たり前なのかもしれません。
そして、今や経済的なことでなくても仕事を持ち活躍されている女性も多くおられます。
以前よりは働きやすくなったとはいえ、女性が働くには周りの理解や職場の環境が整っているかといえばまだまだ難しいようです。
また、昔は60歳になるともうお年寄りの仲間入りなんて発想でしたが、今の60代の方々はとても若々しいです。
求人も『70代の方が活躍しています!』なんて広告もあります。80歳でも元気で働く姿があります。
時代は変わりました。
ですが、どの時代も、どの人も、母親から生まれることに変わりはありません。
一番最初の人間関係は、母親と子の関係です。
『お父さんは?』とおっしゃる場合は、立ち位置を変えて考えてください。
お父さんのお話ではなく、お父さんになった人の一番最初の人間関係のお話をここではしているのです。
誰もが母親から生まれ、その人間関係がとても大切になります。
『じゃあ、お母さんがいない人はどうなんですか!』や、『みんなお母さんになりたくてなるんじゃない!』とか、それぞれの環境、立ち位置、立場でおっしゃる方がでてきます。
そこを踏まえてのお話です。
感情ではなく、そのまま出来事だけをみてください。
本質のところです。
そして人が関わる一番最初のコミュニティが家族です。
そして幼稚園、小学校と進み社会とも繋がっていくのです。
母親の存在が実は大きいのです。
当たり前と思う人、また『そんなことを言われると子育てが負担に感じる』と言う人もおられます。
そこはそれぞれの思考です。
現実として、人は母親から生まれるということです。
あなたが母親である場合の子供との人間関係、そしてあなたが大人であっても『子』としての母親との人間関係を今一度感じてみてください。
深く感じてみると、今までにない思いが出てきます。
また、聴かせてください。
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