悩みが表面化する時期
ゴールデンウィーク明けは、4月からの新しい生活の緊張の糸が緩まり、それぞれの思いが表面化します。
学校や職場や環境が変わり戸惑いながらも毎日をどうにか過ごしてきた4月。
昨年からは誰もがはじめての経験であるウイルス対策しながらの生活。
大人であっても大変です。
そこにようやくゴールデンウィークで体と心を休ませたい…、だけどこれも昨年同様に自粛期間という制限ある暮らし。
そのなかでどうにか過ごしたものの子供も大人も不安です。
さて、休みが明け今日から学校の子供たち。
お母さんも安心したいところだと思いますが、子供達の様子が少し違うと感じることが起こってきます。
昨年度はどうにか通った学校、4月からは頑張ると言っていたけどポツポツと休む日が出てきて、ゴールデンウィーク中はみんながお休みなので親子してある意味安心して休むことができる…、さて、今日からは。。。
朝からバトルのご家庭もあるかもしれません。
子供達は行けたら行きたいし、行かないといけないのもわかっていますし、だけど行けないし、行きたくないし…。
こんな時はどうしたらよいのでしょう。
なぜこうなるのでしょう。
お母さん方にとっても初めてのことかもしれません。
初めての出来事、そして初めて自分の力ではどうすることもできないことへの対応が始まります。
この時に不登校にしたくない思いがあると思いますが、大切なのはその先の引きこもりにしない、自分を傷つけることがないように、自己肯定感を持つ子に育てる対応です。
えっ?引きこもりなんてあり得ないし、そんなことはもっと年齢が上でしょ?と思われるかもしれませんが理解されないことの延長線上にあります。
不登校は、行くべき学校がありそこに行かないから不登校。
不登校は、卒業したり進学しないで行くべき学校がなければ終わります。
あくまでも形としては不登校とは言いません。
あとは引きこもりです。
そこからが長いのです。
そうしないためにも今から動くことがあります。
人は壁にぶつかった時、立ち上がる力があるかどうかです。
ここが大切です。
引きこもりの場合、何か辛い経験を引きずったり挫折してなかなか立ち直ることが出来ないでいます。
人間関係、仕事、地域社会からの孤立。
人は人と関わりながら生きています。
その力、生きる知恵をつけていくことが大切です。
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