本当の気づき
魂と心と体は別。
たとえ 体と心が傷ついたとしても 魂までは傷つきません。
そして 『自分』だと思っている身体全体は借り物の船。
今世、借りている体。
だからこそ大切にしなきゃいけない。
人は他者に『認めて!』『大切にして!』『必要として!』と求めます。
なかには『自分なんて大嫌い!』という方もおられます。
きっと辛く悲しいこと、傷つく経験、乗り越えることが出来ない出来事があったのだと思います。
そんな時、『体と心と魂は別だから。今までどんな辛い出来事や悲しいことがあったとしても、本当の自分である魂までは傷つかないよ。』とお伝えします。
そうすることで、傷ついた体と心の『自分』という存在の見直しが始まります。
どんなに辛いことも、大丈夫って?
傷ついた心が全否定していた自分はほんとの自分じゃないの?
初めて持つ、『じゃあ、本当の自分って?』と探し始める瞬間。
そして、全てが否定された訳ではないということ、新しくスタ-ト出来るということ、に気づきます。
新しいスタ-トをきって良いんだ、変わって良いんだ、変われるんだと気づくのです。
過去や出来事に引っ張られ、自分を否定し、もうどうすることも出来ないと思っていた自分。
そんな自分に気づいて見直し、自分らしく生きる選択をします。
そうして、今を大切に生きることができるようになります。
魂が『自分』であるなら…
体が『借り物』であるなら…
心を癒せるのなら…
魂はありのままであり、何かに傷つけられることもありません。
『魂が借りた船(体)を自分が大事にしないで誰が大事にしてくれるのか』そう気づくと、健康であること・未病へ意識が向くようになります。
それを日々重ねて、毎日を大切に生きる。
今を大切に生きるようになる。
そして、ある段階で、傷ついた自分を本当の意味で受け入れ、慰め、癒し、自分で自分を愛することができた時に魂と心と体は一つになります。
自分とは何か・自己とは何であるかを探す時というのは、どうも『なぜこうなるのか』という苦しみや辛さを抱えた時であるといえます。
心の在り方を通して本来の自己とは何であるかを見出した時・超えた時に本当の気づきの域へと至るのです。
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