魂の成長
人が生まれてきた理由。
生まれた国、地域、家庭環境など、生まれながらにして恵まれている、そうでないという違いがなぜあるのでしょうか。
食糧難の国、地域、そのような場所で生まれた場合、学歴や社会的地位が大事だという価値観を持った国があったとすれば異次元かというくらいの差があります。
女性蔑視、男尊女卑、肌の色や貧富の差。
実際、そのような状況のなかでどう生きるか、学ぶ課題がそれぞれにあります。
また、外側から見て恵まれていると見える環境であっても実際内情は異なる場合もあります。
どんなに環境が整っていても、辛く悲しい出来事を経験することもあります。
生きることさえ辛い出来事、人には言えないこと、自分を否定してしまうほどの出来事を経験することだってあります。
なぜ自分ばかり…
どんなに頑張っても土台が違う…
人と比べた時、そう感じます。
しかし、その比べる相手でさえ自分の知っている範囲の人に対してです。
有名人、芸能人、政治家、ご近所、友達、家族、親戚、見たこと聞いたことのある人に対してです。
このようなときは、広い世界があるとわかっているようでもわかっていない、見えていないのです。
また、見えているのは自分の知っていることだけです。
人は見えているもの、知っていること、『有る』ということに対して悩みます。
『有る』がなくなった時に悩みます。
または『有る』を知っているから悩みます。
そして、『比較』するから悩みます。
健康、命、老い、生きること、お金、人間関係etc…
比べたところで仕方ないし、比べることでもないということを知らないのです。
どんなに辛い出来事も出来事自体というより『だからどう在るか』と『在り方が大事』ということに気づいたとき宇宙の法則の一つを知ることになります。
人は、前世のカルマをもとに今世それを乗り越え成長するために生まれてきます。
だから他者と比較することは全く必要なく、どんな出来事にもくじけず、自分の人生と向き合い乗り越え学んで生きていくことが大切なのです。
魂の成長。
自分がこのことに気づくと、自分を大切にすることができます。
それは他者を大切にすることにもつながります。
魂の成長は、『魂』の学びであり、この物質世界においてどう生きるかどう在るか、宇宙の法則を知りながら現実をどう生きるか、両方を知ることは気づきであり自分が何者であるかを知ることといえます。
それは気づき。
気づきは気づいたということではありません。
知っている、ということでもありません。
どう在るか。
宇宙の決まり、ことわりを知りどう生きるかです。
両方を知るとあらゆることの『両方』を知ることができます。
端っこと端っこ。
相反するもののようですが、その『線』は輪にできます。
繋がります。
実は端っこもなく、一つです。
これを知ると生き方が変わります。
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